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歯周病は細菌感染症の一種

[2020.05.30]

皆さんこんにちは。

入間市の歯医者さん「豊岡歯科診療所」です。

むし歯を引き起こす原因は、ミュータンスレンサ球菌などに代表されるむし歯菌ですよね。

歯の表面にむし歯菌が感染することで発症するため、感染症の一種と考えることができます。

それでは歯周病はどうでしょうか?

歯茎に炎症をもたらす病気ですが、その根本的な原因についてはあまり詳しくは知らない方もいらっしゃるかと思いますので、ここでわかりやすく解説します。

歯周病も細菌感染によって発症する

実は、歯周病もむし歯と同じように細菌への感染で引き起こされる病気です。

P.g菌に代表される歯周病菌というものが存在しているのですが、あまり広く知られていないのが現実でしょう。

これらの細菌が歯ではなく、歯茎に感染する点がむし歯との大きな違いですね。

歯周病の症状について

むし歯は、むし歯菌が産生する酸によって歯が溶かされていきますが、歯周病は歯茎が赤く腫れる炎症反応から始まる病気です。

そのため、歯周病の初期症状としては、歯茎がむしろ大きく膨んで見えるのが特徴的といえます。

それが進行していく過程で歯茎が溶け歯周ポケットが深くなり、やがては歯を支えている歯槽骨まで破壊されていきます。

細菌の数を減らすことが大切

歯周病の症状を改善させるためには、歯面や歯周ポケット内に生息している歯周病菌の数を減らすことが何より重要です。

なぜなら、歯周病は細菌感染症だからです。

そこで歯周病治療では、細菌繁殖の温床となる歯石を除去したり、歯周ポケットを浅くしたりするなどの処置を施します。

そうすることで、歯周病菌が住みにくい環境を作り上げていくのです。

まとめ

このように、歯周病は細菌感染症の一種だと考えることで、歯周病治療の意義などもしっかりとご理解いただけることかと思います。

そんな歯周病の症状にお悩みの方は、ぜひ一度当院までお越しください。

歯周病治療についてさらに詳しくお伝えするとともに、最適な治療法をご提案いたします。

歯周病は治療に時間を要する病気なので、根気強くじっくりと頑張っていきましょう。

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