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治りにくい湿疹、銀歯のせいかも?

[2022.07.20]

皆さんこんにちは。
入間市の歯医者さん「豊岡歯科診療所」です。
 
突然ですが、お口の中に銀歯はありますか?
銀歯とは、むし歯で歯を削った部分を補う金属製の詰め物や被せ物のこと。
日本では、保険診療のむし歯治療で幅広く使用されてきました。
30代以上の方であれば、ほとんどの方が銀歯を1本は入れているのではないでしょうか?
 
じつは、この銀歯が皮膚疾患や口内炎などの原因になっているかもしれません。
今日は、銀歯による金属アレルギーについてご説明します。
 
 


銀歯が金属アレルギーを起こすしくみ

銀歯は唾液によって金属イオンが少しずつ溶け出します。
その金属イオンが体のたんぱく質と結びつくことで、アレルギーの原因物質「アレルゲン」に変わり、体内に蓄積していきます。
そして身体の許容量を超えると、ある日突然アレルギー症状が現れるのです。
 
汗によってアクセサリーの金属アレルギーを起こす方は多いですが、銀歯は唾液によって常に濡れているため、よりリスクが高いと考えられます。
さらに銀歯を入れた直後ではなく、何年も経ってから発症するため、銀歯が原因と気づかない方も多いのです。
 
 


銀歯による金属アレルギー症状

銀歯が原因と考えられる金属アレルギーの症状は多岐にわたります。
 
お口の中の症状
・口内炎
・口唇炎
・味覚障害
・舌がピリピリする
・舌のただれ
 
全身の症状
・顔や全身の湿疹、皮むけ、水泡
・脱毛症
・肩こり
・頭痛
・めまい
 
とくに手足の湿疹や口内炎が一般的によく見られる症状です。
 
 


セラミックなどのメタルフリー素材を

金属アレルギーを防ぐためにも、近年ではセラミックなどのメタルフリー素材が主流となっています。
セラミックとは陶器のことで、天然の歯のような自然な見た目、むし歯を再発しにくい、耐久性に優れているなど他にも多くのメリットがあります。
ただ自由診療になるため、銀歯よりも費用がかかります。
 
保険診療のメタルフリー素材には、歯科用プラスチックの「レジン」があります。
レジンは費用を抑えられますが、変色や摩耗に弱い点がデメリットです。
 
 


まとめ

治療してもなかなか治らない湿疹や口内炎は銀歯による金属アレルギーを疑い、一度歯科医院の受診をおすすめします。
 
当院では審美治療に力を入れ、幅広いセラミック治療やコンポジットレジン充填に対応しております。
銀歯を白い歯に替えたい方、メタルフリー治療をご希望の方は、入間市駅から徒歩4分の歯医者「豊岡歯科診療所」へお気軽にご相談ください。

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