カリエスってなに?よく耳にする歯医者の専門用語を解説
[2020.04.29]皆さんこんにちは。
入間市の歯医者さん「豊岡歯科診療所」です。
歯科治療を受けていると、歯医者さんや歯科衛生士さんが何やら難しい専門用語を使って話をしている場面を見かけますよね。
場合によっては患者さん自身に投げかけられることもあり、それがどんな意味なのか気になって仕方がない方もいらっしゃることでしょう。
そこで今回は、歯医者さんでよく耳にする専門用語について詳しく解説します。
むし歯治療でよく使われる専門用語に、「カリエス」や「CO(シーオー)」、「CR(シーアール)」などがあります。
・カリエス
まず「カリエス」についてですが、これはむし歯を意味し、歯医者さんによっては「う蝕」というこれまた耳慣れない言葉で表現される方もいらっしゃいます。
・CO(シーオー)
「CO(シーオー)」は「Caries Observasion」の略称で、日本語では「要観察歯」といいます。簡単にいうと初期のむし歯ですね。
ちなみに、むし歯は進行度合いによって「C1~4」に分類されます。
・CR(シーアール)
CR(シーアール)は、コンポジットレジンの略称です。
むし歯を削ったあとに、光照射して固めるプラスチックを詰めますよね。あれがコンポジットレジンです。
補綴治療とは、失われた歯や歯質を補うための歯科治療で、インレーやクラウン、デンチャーといった補綴物が有名です。
インレーは詰め物、クラウンは被せ物、デンチャーは入れ歯を意味します。
どれも歯科治療では一般的な装置ですが、専門用語で表現されるとなかなかイメージしにくいですよね。
このように、歯科治療にはいろいろな専門用語がありますが、どれも難しいことを意味しているわけではありません。
とはいえ、歯医者さんというのはついついそうした専門用語を使ってしまいがちなので、気になる言葉があったらその場ですぐに聞いてしまいましょう。
当院でもできるだけ専門用語は使わないようにしているのですが、無意識のうちに発してしまうこともありますので、いつでもお気軽にご質問ください。