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その口臭、歯周病が関係しているかも?

[2022.01.25]

皆さんこんにちは。

入間市の歯医者さん「豊岡歯科診療所」です。

口臭は自分では気づきにくく、周囲から指摘されて初めて自覚することもあります。においの強い食べ物を食べたときはそのにおいが口の中に残ることがありますが、そうでないときに口臭が強くなったら歯周病が関係しているかもしれません。
お口のにおいと歯周病について、詳しくご説明します。

 

口臭の種類

口臭は大きく5種類に分かれています。
起床時や空腹時などに起こる「生理的口臭」、においの強い食べ物やタバコなどの「飲食物・嗜好品による口臭」、ストレスで唾液の量が減って起こる「ストレスによる口臭」、自分の口臭が強いと思い込む「心理的口臭」、口・鼻・喉や全身の病気による「病的口臭」です。
病的口臭には呼吸器や消化器の病気などが原因の場合もありますが、歯周病・むし歯・歯垢・歯石などのお口のトラブルが原因ということが大半です。

 

歯周病と口臭の関係性

お口のにおいは、「メチルメルカプタン」や「硫化水素」などの揮発性硫黄化合物が主な原因です。硫化水素は温泉や火山で発生するガスと同じもので、強烈なにおいを発します。
歯周病になると、歯と歯ぐきの間にある歯周ポケットの中に歯垢がたまり、細菌が繁殖してメチルメルカプタンや硫化水素を作ります。これが強い口臭につながります。さらに、歯周病が進行すると歯周ポケットの中で炎症が起こり、膿が発生します。これも口臭の原因となります

 

口臭を改善するためにすぐできること

口臭を改善するには、においの原因を作り出す細菌の量を減らすことが大切です。毎食後はもちろん、睡眠前後の歯磨きをしっかりと行いましょう。寝ている間は唾液の分泌が減り、細菌が繁殖してしまいます。食事のときによく噛むと、唾液の分泌が促されて口臭の予防になります。
歯ブラシだけで歯磨きをすると、歯と歯の間に磨き残しができて歯垢になり、においを発することがあります。歯間ブラシやデンタルフロスでしっかりと歯垢を落とすように心がけてください。また、舌の汚れもにおいの原因になるので、歯磨きのときに舌も一緒にきれいに磨きましょう。
口呼吸をしている人は常に口が開いて口の中が乾きやすく、唾液の分泌が減少しがちです。鼻で呼吸してお口のうるおいを保つと、口臭予防につながります。
外出先で口臭が気になったときなどは、一時的ににおいを抑えるマウスウォッシュやマウススプレーなどを活用することもおすすめです。

 

まとめ

自分で口臭が気になったときには、すでに周りの人からは口臭が強いと思われているかもしれません。口臭の主な原因の1つとして歯周病を疑い、お口の中を清潔にして細菌の繁殖を抑えることが重要です。歯周病以外にも、お口のトラブルによって口臭が強くなることがあるので、気になる方は入間市の「豊岡歯科診療所」までご相談ください。当院では口臭の原因を見極め、根本的な解決をめざします。ご自宅でできるケアもアドバイスさせていただき、お口の状態に合わせて評判のよい歯間ブラシやデンタルフロスなどもお伝えいたします。

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